04937-171102 「親指シフトは3日で身につく」実践例
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「親指シフトは3日で身につく」とあちこちで言っていると、実践報告が届きます。 今回は教え子の弁護士が設立した甲本総合法律事務所で働くアソシエイト弁護士さん。元々Windowsユーザだったが、この事務所で働くにあたってMacを使い始めて2ヶ月。Macにも慣れてきたので、次は親指シフトに挑戦したいとご自身から申し出たそうです。 練習を開始して3日。習得したとのご報告をいただきました。
「ローマ字入力に戻したいと思わない」そうです。素晴らしい。
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そういうものです。スキルの習得には「閾値」を超えるまで一意専心することが大切。逆に閾値を超えたらそのスキルが「身につ」き、「身体化」され、無意識化に染み込んでいく。忘れにくくなる。あとはさらに反復継続して、動作を洗練させればいい。一旦身体化されれば、たとえローマ字入力をしたとしても混同しない。英語が喋れるようになったら日本語が喋れなくなく、なんてことないし、バタフライできるようになったらクロールできなくなったりしないのと同じ。 閾値を超える前に似て非なる別のこと(この場合だと従来のローマ字入力)をしてしまうと、せっかくの蓄積が無に帰す。次にはまたゼロから始めることになる。親指シフトにトライしたけど、なかなかできるようにならない、という人は、そういう状況だと思います。
/shio/Twitter.icon自分や学生の経験から「親指シフトは3日で身につきます」と公言しているが、なかなか信じていただけないし途中でくじける人もいる。今日、教え子の弁護士事務所のアソシエイト弁護士さんが親指シフトに転向して3日で仕事で使えるレベルになったとの報を受けた。やはりちゃんと練習すればできる。 posted at 20:13:39, 2 Nov 2017 /shio/Twitter.iconタッチタイピング(ブラインドタッチ)を身につけるには、ホームポジションに置いた両手の上にタオルをかけるだけ。簡単。キー配列表を画面上に表示するかプリントして画面のフチに貼ったり机上に置いたりして、それを見て(キーボードは絶対に見ないで)普通に仕事の文章を入力していれば身につく。 posted at 20:15:50, 2 Nov 2017 /shio/Twitter.iconタイピング練習ソフトとか、何もいらない。今自分が必要な文章をゆっくりゆっくり入力し続ければいい。コツは時間をかけること。早く入力しようとして間違えると間違え癖がつく。絶対に間違えないように正確に正確に、ゆっくりゆっくり練習すれば、自ずと速くなっていく。 posted at 20:17:27, 2 Nov 2017 親指シフトは、ホームポジションの1段で日本語の約50%を入力でき、その上の1段と合わせた2段で約90%を入力できます。だから、頻出するキーがホームポジションや上段にあるため、習得効率も高い配列なのです。
練習。練習すれば身につく。そのためには、効果的な練習方法を用いることが大切。
親指シフトの配列表を画面上に常時表示するか、プリントしてMacの画面のフチに貼る、あるいはMacの横に置く。
ホームポジションに手指を置く。
両手の上にタオルをかける。
メイル、レポート、起案など、日常的に必要な文章を入力する。
その際、どんなに時間がかかってもいいから、正確に、間違えないように、1打鍵1打鍵、大切に。(誤打権をくり返すと、間違え癖がつきます)
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